Tokyo machida salvia rotary club - Rotary International District 2750

会長挨拶

2025-26年度
東京町田サルビアロータリークラブ
会長

清野 修一

『good for all』

ロータリークラブの会長は、7月1日から1年間、その職を務め、次の者に引き継ぐとされています。実は私は13年前の2012年7月からの年度で当クラブの会長を務めさせて頂き、今回、2度目の会長を仰せつかりました。

前回は東日本大震災の翌年であり、被災地の復興に協力することが大きな課題でした。その為、町田市で役目を終えた、消防車やごみ収集車をお預かりして、東北に現地のロータリークラブを介してお届けしました。排ガス規制などで引退した車なのですが、消防団や清掃局の方たちによってまだまだピカピカに保たれていたもので、現地では大変喜ばれました。

もちろん、その時も、私共のメイン事業である、障害がある子供たちやご家族を対象としたふれあいコンサートおよび市内の児童養護施設の子供たちを招待した事業も行って参りました。

今年度も同様に少しでもお役に立てる事業を行って参りたいと思います。そして、それを念頭に「good for all」という年度目標を掲げさせて頂きました。文法的には「Good for all concerned」かと思います。

私たちが奉仕活動することによって、何か良いことが対象の方達にもたらされるというだけではなく、自分たちにも返って来るという事は25年ロータリアンとして過ごして来て、何度も経験しました。その喜びをクラブの会員のみならず、もっともっと広めて行きたいと考えています。

実は今年度、国際ロータリーを率いるフランチェスコ・アレッツォ会長は「Unite for good:よいことのために手を取りあおう」というテーマを提唱しています。それをご存じの方は、「good for all」って、そこからヒントを得て作ったとお感じでしょうが、実は違います。テーマが発表される前から、善因善果という言葉を使いたい、そしてそれを全員参加で行うというクラブの目標にしたいと考えていました。それをそのまま全員善果、全員参加と繋げただけでは、ダジャレじゃんと云われるに違いないと思い、善果が全員に向かうという事を「good for all」という言葉にしました。そして、アレッツォ会長の「Unite for good」とは、アーサー王伝説、四銃士の「One for all, all for one」みたいに、「Unite for good, good for all」と繋がるという、思わぬ美しい形となりました。ちなみに、最終的にそれを意識して、Goodではなくgoodとイニシャルを小文字としています。

近年自然災害も多くなっていますし、地域社会に、そして世界に私たちが取り組むべき多くの課題が存在します。みんなの為になるよう、団結して進む一年にしたいと思います。

過去の挨拶

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